ぷちくんの人生攻略話-6「内面と外面」が人生を攻略する。
【※注意※】
モノチプロジェクトは「元気」と「創造性」を世界に広げるプロジェクトであり、いかなる「政治、宗教、思想」に対しても中立な存在です。
当プロジェクトの企画・運営・原作者である「ぷちくん」は個人としての信念や人生哲学をもっており、それらに従って本プロジェクトもまた運用をしていますが、モノチプロジェクト自体は原作者の思想に対しても中立です。
その為、これらは「元気と創造性を世界に広げる」目的を達成する為の、役に立ちそうなアイデアの「紹介」という形式の記事であり、皆さまの人生方針やモノチプロジェクトをご利用する上で記事の内容を「参考」にするのは自由ですが、何らかの制限や強制を与える目的のものではありません。
また、ご利用の際はガイドラインを遵守し、「教育目的、紹介、軽いパロディ」を超えるような目的で本プロジェクトを「政治、宗教、思想」の表明に利用することは、ご遠慮くださいませ。
【「内面と外面」が人生を攻略する】
皆様こんにちは、ぷちくんです。
今回は『内面と外面が人生を攻略する』について語っていきたいと思います。
「ぷちくんの人生攻略話シリーズ」では既にいくつかの有益な考え方や、人生を幸せに向かわせるための具体的な手法を公開してきました。
これらについて「まだ読んでいないよ」という方は、本記事が終わった後にでもぜひそちらもチェックしてみて下さい。
さて、本記事でお話しするのは人生をより良い方向へ改善していく為に、「どのように問題を切り分けて考えているか?」というアイデアのシェアになります。
私は人生において発生する様々な課題の解決を、主に「二つ」の側面で捉えて分類することにしました。
結果が出るのであれば他の捉え方をしてもいいと思いますが、この考え方が皆様の一つの参考になれば幸いです。
【人生の改善は「内面」と「外面」の二つで分けて考える】
聞きなれない言葉が出てきましたね。
「内面」と「外面」というのは、一体どういうことでしょうか?
私は人生においての幸福を「心身が元気であること」と定義しています。
その為これは、「心」と「体」をそれぞれ元気にする為の両面からのアプローチになります。
内面は「精神に関わる分野」であり、外面は「肉体に関わる分野」のことです。
精神などの内面部分から改善する手法を「内面的アプローチ」、肉体などの外面部分から改善する手法を「外面的アプローチ」と切り分けているのです。
この両面のアプローチの中には、具体的に次のような問題解決方法が内包されています。
【「内面的アプローチ」】
・「どんな考え方をするべきか?」
・「どんな問いかけをするべきか?」
・「どんな夢を抱くべきか?」
・「どんな目標を設定するべきか?」
・「どんな言葉を使うべきか?」
【「外面的アプローチ」】
・「どんな環境にいるべきか?」
・「どんな習慣を身に着けるべきか?」
・「どんな運動をするべきか?」
・「どんな食事をするべきか?」
・「どんな備えをするべきか?」
上記のアプローチは各分野において人生を改善する助けとなりますし、肉体と精神は表裏一体ですので、片方を良くしていけばもう片方もおのずと良い方向へ持っていきやすくなります。
もちろん、どちらかをしているから良いというわけではなく、「内面」と「外面」のどちらからもバランス良く改善をしていくことが理想的な成長に繋がる筈です。
今回は「よくある悩みのテーマ」を両面のアプローチから問題解決できるか考えてみましょう。
テーマはこちらになります。
【両面アプローチによる、”ネガティブにならない”方法】
「ネガティブにならない為にはどうすればいいか?」
いつも「ポジティブ」でいれたらいいですが、誰しも「ネガティブ」な気持ちになることはありますよね?
悲しかったり、腹が立ったり、茫然自失としたり、そういう経験ってあると思います。
「ネガティブになるのが嫌だな」と思ったところで、これらの感情をゼロにすることは、普通の人間にとっては中々難しい問題です。
そういう方の為に次のようなアプローチを考えてみましたので、実践してみて下さい。
【「外面的アプローチ」によるネガティブ対策】
まずは「外面的アプローチ」です。
重篤な疾患が無い人にとっては、ほとんどのネガティブ感情はこれらを意識して徹底すれば解決することでしょう。
なぜなら肉体が健全であれば、精神もそれに引っ張られるからです。
◆チェックリスト◆
・「睡眠は7時間以上とったか?」
・「日光を10分以上浴びたか?」
・「空腹じゃないか?」
・「水分はとったか?」
・「塩分はとったか?」
・「栄養は偏っていなかったか?」
・「ずっと同じ姿勢じゃないか?」
・「適度な運動をしたか?」
・「ホルモンバランスが乱れていないか?」
・「環境の気温は快適か?」
・「どこか痛む箇所があるか?」
・「風邪などをひいていないか?」
・「一人で落ち着く時間を確保しているか?」
・「誰かと会話するなど、最近人との交流をしたか?」
・「先延ばしにしているタスクはないか?」
これらのチェックリストは「今ネガティブかな?」と感じたり、調子が悪いと感じた時に見る癖をつけてみて下さい。
恐らくどれかが足りていない状態になっていると思いますし、それらを満たすことで驚くほど精神は安定するはずです。
気に入ったようでしたら、コピーして保存して、ご自由に使っても大丈夫です。
もちろん、「お代」はいりませんよ。
私はあなたの「笑顔」だけで充分です。
そう、あなたの素敵な笑顔。
そして、あなたの素敵な指先。
から放たれる、あなたの素敵な「いいね」と「フォロー」。
それさえあれば、私は十分ですとも。ええ、ええ。
本当に、ありがとうございます。
……と、おふざけ(笑)はこの辺りにして続きを語りましょう。
上記のチェックリストはあくまでも参考ですので、必要に応じて増やしたり減らしたりして各自でカスタマイズするといいでしょう。
紙に書いて持ち歩いたり、スマホのメモ帳にでも入れておけば、日常でも役に立つはずです。
実際、上記のチェックリストを解決するだけで、日常的に湧いてくるネガティブ感情の大半は消えるほど効果があります。
お試しあれ。
【「内面的アプローチ」によるネガティブ対策】
続いては「内面的アプローチ」による対策です。
「外面的アプローチ」による手法を満たしていても解決しない場合、それはもっと別の原因がある可能性が高いでしょう。
つまりは「内面部分の何か」が傷ついたことによって、「ネガティブ」になっているのです。
それを解決する為には、「そもそもなぜネガティブ感情が湧き起こるのか?」という原因を特定し、理解する必要があります。
例えば次のような事例を考えてみましょう。
1,「大切な人と大喧嘩をした」
2,「誰かに悪い噂を流された」
3,「仕事で失敗をして怒られた」
これらは身体が健康であっても気にしてしまう可能性の高い、落ち込むようなエピソードですよね。
ですがこれらはただの「経験」に過ぎず、感情を爆発させる「トリガー」にはなりますが、湧き出す感情の「原因そのもの」ではないのです。
一体何が私達に負の感情を抱かせるのでしょうか?
答えを言うと、それは「執着」です。
特定のモノや人、考え方、プライドなどに執着を持っており、それに価値観を縛られることが、苦しみを生むきっかけになるのです。
わかりやすく言うならば、「大事にしているカバンを誰かに乱暴にされた時」なんかは、嫌な気持ちになりますよね?
何かを大事に持っているからこそ、それが傷付けられたり、脅かされていると感じた時、人は強い感情が芽生えるのです。
あなたが強いネガティブな感情を覚えた時、それはあなたの中の何を起因としているのか?それを見つめてみましょう。
そして、そういった「執着」を少しずつ減らしていくことが、深いネガティブに襲われない方法として有効です。
これは「仏教」でも同じことを言っているのですが、「執着」について仏教はこのように教えています。
参考までにご紹介いたします。
*
この世に溢れているものは「苦しみ」であり、邪見や俗念に妨げられて真理を悟ることができない無知、または根本的な煩悩を「無明」と言います。
それらを「執着」と呼び、これを一つづつ捨てていくことで、人は世の苦しみから解放される「悟り」の境地に至ることができるのです。
*
ということです。
要するに「執着」を全て捨てることが、仏教においては「悟りへの道」であり、人々の「成すべき行い」という話ですね。
私はそこまで詳しいわけではないので、もし間違っていたら申し訳ありません。
その上で、私なりにこれらの考え方を解釈をすると、仏教の教えは「究極の内面的アプローチ」と言えます。
もし、全てを諦めて何に対しても執着せず、ただ感じるものをありのままに受け取ることができたのなら、人は何も持たずとも幸せになれるのでしょう。
先の例になぞらえるなら、このように考えることになるでしょう。
1,「大切な人と大喧嘩をした」
そもそも人に執着しておらず、期待もしないので怒りも湧かない、喧嘩もしない。
その人が離れたとしても縁が無かっただけと割り切れるし、戻ってきても温かな気持ちで受け入れられる。
2,「誰かに悪い噂を流された」
評判に執着しないので、どんな噂を流されようと気にする必要はない。
自分の行動を見ている周りの人は事実を知っているのだから、堂々と生きていればそれでよい。
3,「仕事で失敗をして怒られた」
仕事にも執着しないので、失敗は失敗として認めて謝り改善すればよく、それ以上を気にする必要はない。
自分にできることを頑張っていればよく、上司の怒りが収まらないのであれば、それはその人の心の問題である。
これは基本的な考え方としてとても良いと思います。
こうして「執着」するものを捨てていくことで、確かに心からは苦しみが消え、穏やかに生きられるように感じませんか?
……では、これを極限まで高めるとどうなるのでしょうか?
「誰かに激しく暴力を振るわれた」
「全財産を奪われた」
「色んな病に冒された」
「森で熊に襲われた」
「自分の肉を今まさに齧られていた」
もはや人生の終わりを感じる絶望的状況ですが、仮にもし「自分の命」にすら執着をしなければどうでしょうか?
こんな状況に陥っても、精神的な苦しみは全くないのかもしれませんね。
こうして「悟りを開いた人」というのは自身の内面を完全にコントロールすることで、「全てに対し寛容になり、慈悲深く、何の執着も持たない人」と言えるでしょう。
飾らずに言えば「全てがどうでもよくなった人」とも言えるかもしれません。
正直これは誰にでもできることじゃないと思いますし、私個人としては完全な同意というのはしかねる考え方です。
なぜなら私は「文明社会」や「人類の叡智」というものが好きですし、この「捨てていく」という考え方はそれらの創造性の発展とは真逆の性質を持つからですね。
「悟り」は自分の心を苦しみから救うかもしれませんが、病や暴力といった脅威に苦しむ友達のことは救えませんし、一緒にロケットで火星に旅行する未来だって実現しません。
「知性」というものが人間の持つ特異性であり、それを拡張して発展に使うのが文明社会であるならば、捨てていくことで風に揺れる植物のような無我の境地を目指すのが「悟り」なのだろうと解釈しています。
何を選ぶのも人の自由ですし否定をする気もありませんが、私は「創造性」というものに対して執着を持つ人間なので、例えこれらが多くの苦しみを生むとしても、創造性の勝利が別のアプローチで人類を幸福にするものであることを信じて生きてみたいと思っているのです。
そういったわけで、私の提案する「執着を減らす」という内面的アプローチの手法は仏教の教えと類似する点はあるものの、「全てを捨てる」ことではなく「何に執着をするか?」を慎重に選ぶことである、と言えるでしょう。
そしてその選び方こそが、「幸せの定義」であり、「人生の指針」となり、迷いを断ち切るのです。
この研ぎ澄まされた「執着」は、自身の制御の効かない「外側」に置いてはいけません。
誰かに執着し、その人を軸に生きることを選べば、その人に見放された時に不幸になってしまいます。
「自分がコントロールできるのは自分だけであり、それ以外のものに固執したり、コントロールしようとしない」
これが安定したメンタルを保つのにとても重要な考え方だと思います。
「そんなこと言われても、どうしたら執着を減らせるかわからないよ」という方もいるかもしれません。
なので最後に、今日から使える魔法のフレーズを一つ紹介しましょう。
これは万能薬ではありませんが、言い聞かせることでじわじわと効く塗り薬的な効果ならあります。
既に使ってる方もいるかもしれませんが、すごくシンプルなフレーズです。
「まぁいっか」
です。
ネガティブな感情が膨らんだ時「何かに怒ったり」「自分を責めてしまう人」は、その前にこれを思い浮かべ、呪文のように唱えてみて下さい。
それが実際には重い出来事であったとしても、こう言い聞かせることは多少なり精神への苦痛を和らげるはずです。
ネガティブな人というのは、実際に起きた出来事の重さ以上にそれを思い返し、何度も頭の中で再生しては、負の感情を増幅させてしまう癖がついているのです。
その感情が何に対する執着から発生しているにせよ、この「まぁいっか」は執着を薄め、その場に区切りをつける上で有効な言葉です。
そしてこれを言ったなら、もう次の瞬間には考えるのをやめ、掃除をしたり、ご飯を食べたり、何か違う行動を始めてみて下さい。
実際、人生において発生するあらゆる問題は、時間や工夫、解釈によって「まぁいっか」となるようなことがほとんどです。
未来という可能性がこれからもまだまだあるのに、今という貴重な時間をネガティブで費やすのは、脳みその無駄づかいですよね。
なので今回紹介した「外面的アプローチ」と「内面的アプローチ」の両方を意識しながら、この「まぁいっか」を呟くようにしてみて下さい。
そうした習慣が、ネガティブを終わらせる第一歩になる筈です。
【最後に】
今回の話も楽しんで頂けたでしょうか?
この「ぷちくんの人生攻略話」シリーズでは、「人生を豊かにし、皆で人生に勝つ」ために役立つ話を展開していきます。
それらは精神的な部分も含め、ありとあらゆるジャンルに渡って行っていく予定ですので、ご期待ください。
面白ければぜひ「拡散」や「登録」などで応援して頂けますと幸いです。
皆様の「意見」「感想」なども良かったら書いていって下さいね。
それらが集まることで、色んな視点から「気づき」を得るきっかけになるかもしれません。
共に人生に勝利しましょう!それではまた!
Win to Life together.