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ぷちくんの人生攻略話-3「自己理解の作業」が人生を攻略する。

ぷちくんの人生攻略話-3「自己理解の作業」が人生を攻略する。

ぷちくんの人生攻略話-3

【※注意※】

モノチプロジェクトは「元気」と「創造性」を世界に広げるプロジェクトであり、いかなる「政治、宗教、思想」に対しても中立な存在です。

当プロジェクトの企画・運営・原作者である「ぷちくん」は個人としての信念や人生哲学をもっており、それらに従って本プロジェクトもまた運用をしていますが、モノチプロジェクト自体は原作者の思想に対しても中立です。

その為、これらは「元気と創造性を世界に広げる」目的を達成する為の、役に立ちそうなアイデアの「紹介」という形式の記事であり、皆さまの人生方針やモノチプロジェクトをご利用する上で記事の内容を「参考」にするのは自由ですが、何らかの制限や強制を与える目的のものではありません。

また、ご利用の際はガイドラインを遵守し、「教育目的、紹介、軽いパロディ」を超えるような目的で本プロジェクトを「政治、宗教、思想」の表明に利用することは、ご遠慮くださいませ。

【自己理解の作業を始めよう】

皆様こんにちは、ぷちくんです。

今回は『「自己理解の作業」が人生を攻略する。』について語っていきたいと思います。

いきなりですが皆様は「自分を理解」しているでしょうか?
自分がどんな人間なのかや、過去にあったこと、将来の夢を語ることはできるかもしれませんが、それらをどれほど「具体的」に説明できるでしょうか?
もし曖昧に感じるのであれば、それは「自分への理解」が「浅い部分で留まっているから」です。
なので今回のお話は、「あなたが自分を理解し、本当にやりたいことを見つけること」に役立つ話かもしれません。

前回、私は「原理原則の理解」について話をしました。
なぜそれをしたかと言えば、「全ての物事は原理原則に則って作用する」からです。
何事も本質を先に理解し、それに当てはめて考えていくことが問題解決の糸口になります。

私達は全て「原理原則」に則っていますが、自分の人生に活用するには、もう少し低い次元での理解が役に立ちます。
つまりは「自己理解」であり、自分という人間がどのような法則で動いているのかを「観測」し、「理解」することなのです。

そうすれば未知の状況に遭遇した時でも、自分という人間を正しい位置に向かわせることができます。
パズルのピースがどんな形かもわからないのに、どこかにはめるのは難しいですよね?
適当に試していては時間がもったいないですし、ピースも消耗してしまいます。

なのでそういったことを効率的にする為の、私なりの手法を今回はお伝えさせて頂きます。

そうと決まれば早速、「自己理解」をはじめましょう!
これはすぐに完全に理解するのは難しいと思いますし、する必要もありません。

今思いつく限りの自己理解をすればよく、違うと感じれば今後どんどんアップデートしていけばいいのです。
人生は様々な経験をしていくので、その時々により考え方や、感じ方が変わるのは当然のことです。

大事なのは「現状の自分の形」を認識し、そのピースを「現状のどこにはめていくか」なのです。

自己分析をしていけば、いずれちょっとやそっとでは揺らぐことのない、「あなたの本質」が見えてきます。
それは「アイデンティティ」と呼べるものであり、そうしたものは「人生の大きな柱」となるのです。

では次のセクションで、自分の分析の仕方、理解の仕方について、具体的な方法を説明したいと思います。

【とにかく書く】

具体的なやり方ですが、「とにかく書く」です。

まずは「紙とペン」を用意してください。
これはスマホの「メモ機能」でもいいですが、とにかく思いついたことを「思考の外」に出力することが重要です。
これが本当に重要です。何でもいいので書ける環境を今すぐに整えて下さい。

もし今すぐが難しい場合は、メモ帳機能か何かに「後でやること」としてこの記事のメモをして下さい。
そして区切りがついて時間ができた時、すぐにやってください。
とにかく「先延ばしにして忘れること」だけはしないでください。

もし少しでも「えー、めんどうくさいなぁ」と思ったのであれば、それは「あなたの意志ではありません」。
あなたの変化を拒む「防御機構」が働いた結果であり、「習慣」であり、それがあなたが人生を変える上で立ちはだかる「最大の敵」なのです。

このことについてお伝えしたいことが山のようにありますが、とにかく今は「あなたの中にあなたの変化の邪魔をする存在がいる」と考えて行動してください。
これは怠惰な心に鞭を打ち、悪しき習慣を変える上で有効な考え方の一つです。

そして今後の記事でも様々なテーマや視点で「人生を攻略する方法」について話していきますが、思考を「外に出力する」こと、これは最初に一歩として極めて重要な行為です。

曖昧な目標からは曖昧な結果しか生まれませんし、先延ばし癖はやりたいことさえ先延ばしにしていってしまうのです。
とにかく今日の記事の中で、一番やるべきであり、あなたにとって有効かつ、簡単な最初の一歩がこれです、やってみてください。
メモとペンの用意はできましたか?

では早速、次のことを書いてみましょう。
なるべくたくさん書けるよう、小さめの文字で書くことをおすすめします。

【やりたいこと】

まずは「やりたいこと」です。
これはどんなに小さなことでも、どれほど馬鹿げている目標でも構いません。
あなたが自分自身に問いかけて、出てくるものをどんどん書いて下さい。

幾ら書いても構いませんが、あまり出てこないと感じるのであれば「10個」ほど、頑張って書いてみて下さい。
思いつくのであれば何個書いても大丈夫です。
ますは自分への問いかけを行い、自分がしたいことを紙の上に引き出すのです。

大丈夫です、これは「人生を幸せにする」という壮大な仕事の取組みです。
どれほど時間を使ったところで、損をするようなものではありません。
じっくり考え、書いてみて下さいね。


……いかがでしょうか?書けましたか?

もし書き終えたのであれば、今度は紙の別の場所でも、別の紙でもいいですが、先ほど書いた部分とは別のエリアを用意し、そこに次のことを書いて下さい。
これも非常に重要なプロセスですので、やってみてくださいね。

【やりたくないこと】

次に書くのは「やりたくないこと」です。
これも本当に何を書いても大丈夫ですし、あなたが書いたことについて批判する人は誰もいません。

世間体的に怒られそうなことでも、自分の中の常識が批判するようなことでも構いません。
仕事をしたくないのなら、「仕事をしたくない」と素直に書いて下さい。
誰かと関わりたくないのであれば、「その人と関わりたくない」と素直に書いて下さい。

「やりたくないこと」を知るのは「やりたいこと」を知るのと同じくらい重要です。
これは外的要因やリアクションは一切無視し、自分の心に忠実に、やりたくないことを書いて下さい。
あまり出てこない場合は、ひとまずこれも「10個」ほどを目安に頑張ってください。

間違っていれば後からアップデートすればいいだけなので、とりあえずは思いついたことを書いて下さいね。


……いかがでしょうか?書けましたか?
見比べてみて何を感じるでしょうか?

今までこういったことがやったことが無ければ、新鮮な気持ちになるかもしれません。
なにせそこに書いてあるのは、「あなたという人間のアイデンティティに繋がったパズルのピース達」です。

つまりは「自己理解」をし、自分の本当にやりたいことや、そうでないことの「本質」を見つける第一歩なのです。
自分の身体の形を知りたいなら、手で触ったり、鏡を見たりしますよね?
手で触ることも、鏡を見ることもなく、自分の外見を知ることが困難であるように、「内面」だって同じなのです。

自分の「内面」を知りたいのならば、「観測」しなければなりません。
「具体化」して「外部から認識」することで、初めて「自分の心の形」がわかってくるのです。

ですがまずは「おめでとうございます!」
これであなたは一歩踏み出しました。

でもここで終わってはいけませんよ?

なぜなら、これはただ「断片的なピース」を出したにすぎず、これを使って「次に繋げなければ」何の意味もないからです。
鏡を見ただけで外見が変わることはないですよね?
筋トレに例えるなら……

1,鏡を見て
2,自分がなりたい体形を思い描き
3,それに向けて必要な栄養やトレーニングを準備し
4,実践を継続し
5,理想の体形になる

ことが必要になります。これはわかりやすい例えだと思います。
要するに、あなたの人生を実行するのはあなたの心であり、意志ですので、あなたの「心の理想の形」が、あなたの「理想の人生を形作る」のです。
このシリーズでは上記の各ステップについて様々なことを書いていきますが、今回は「1番」目の作業になります。

目標を設定するにはまず、現状を理解する必要があります。
「人生を幸せにする」という大いなる目標を達成するには、「自分という現状」を正しく認識し、理解しなければならないですよね。

そうと決まれば、今度は次のようなことをやってみましょう。
書くスペースをしっかり用意してくださいね。

【尊敬する人と、嫌いな人】

今度は「一番尊敬する人」と「一番嫌いな人」を思い浮かべて下さい。
そしてそれぞれを分けて書き出してください。

一番を決めるのは難しかもしれませんが、何となくでも良いので頑張って決めてみて下さい。
本人に直接言えなくても大丈夫、これを見られることはありませんので、安心して素直に書いて下さいね。

……できましたか?
では次に行きましょう。

【「尊敬/嫌い」の要素】

今度はその人たちの「どういったところを(尊敬/嫌い)なのか?」を考えて下さい。
それについての要素を名前の近くに書いて行ってください。

なるべく簡潔に、端的に言い表せるよう心がけて下さい。
一言で書けるならそれがベストです。
要素が幾つも思いつくなら、沢山書いていいです。

……できましたか?
おつかれさまです、素晴らしい仕事をしましたね。

今書いたそれらは、あなたが「自分にないけど欲しいもの」と、「自分には絶対に当てはめたくないもの」の要素になります。
これらの要素は、自分の目標を決める上で一つの指標になりますので、覚えておいてくださいね。

一息ついて落ち着いたら、今回の記事の最後のステップに行きましょう。

【情報をまとめる】

見比べてみてどう感じますか?
実際に書き出してみると、冷静な視点で見れることに気づくと思います。

脳みそが一度に使えるリソースは限られていますので、こうして外部に出して思考を省略することで、より深くまで理解することができるようになります。
なので、「とにかく書く」ということは重要なのです。

さて、あなたは既に「自分のやりたいことと、そうでないことを書く」ことにより、「あなた自身を観測」しました。
次に「他人の尊敬するところと、そうでないところを書く」ことにより、あなたの持つ「憧れと忌避感を観測」しました。
「主観的目線」と、「客観的目線」において、あなたは自己のアイデンティティに繋がるピースをそれぞれ獲得したのです。

これだけパズルのピースが揃えば、「自己分析」という思考の作業を始めるのには最低限十分でしょう。
テーブルの上で何かを作るなら、材料や道具が無ければいけませんよね?
これらの要素を具体化して出力することで、はじめてあなたは思考のテーブルでそれらを手に取って眺めることができるのです。

ではどのような作業をテーブルで行えばいいでしょうか?

それは「分類」です。
「優先順位」をつけてください。

別の紙を用意し、枠線を引いて、番号を振ってみてもいいです。
自分が分かりやすい形でいいのですが、とにかくそれらを「比較」し、「分類」することを行って下さい。

どのように比較し、分類するかは色んな方法があり、一つにこだわる必要はありません。
参考までに、私のおすすめの比較・分類方法を下記に書きますので、よく分からないという人はとりあえず下記の二つに当てはめて考えてみて下さい。

1,「どちらがより簡単なのか?」
2,「どちらがより重要なのか?」

例えば「恋人が欲しい」と、「新しい靴が欲しい」という二つのピースがあったとすれば、それを分類します。

1番で言えば、「新しい靴を買う」方が、「恋人をつくる」より簡単ですよね?
2番で言えば、「恋人をつくる」方が、「新しい靴を買う」よりも人生へのインパクトがあり、重要ですよね?

同じ要素でも、比較の方法で優先順位が変わります。
それは「要素」が自分にとって「何らかの形」を持っていることを意味し、それを「認識」することが「理解」に繋がります。

このように自分の出した要素を分類し、「視覚化」してください。
少し時間がかかるかもしれませんが、「人生を幸せにする為の労働」だと思って、頑張ってみて下さい。

どうしても時間が無い場合は、一旦テーブルをそのままにしておき、後日やるでも大丈夫です。
でも必ずテーブルに戻ってきて、整理することを再開してください。

……さて、分類作業が終わったと仮定して話を続けます。
ここまでくれば私が何かを言わずとも見えてきたのではないかと思います。

要するに
1,「どちらがより簡単なのか?」において最も高いものは、「今すぐできること」です。
2,「どちらがより重要なのか?」において最も高いものは、「人生で本当に求めているもの」です。

「今すぐできること」は今すぐやればいいですし、「人生で本当に求めているもの」はどうやったら達成できるかを考えていけばいいのです。
どうでしょうか?人生のぼやけていた部分が、多少鮮明に見えてきた気がしませんか?

もちろんこれらは変化をするかもしれません。
心というのは経験によって変化をしていくものなので、そうなれば都度自己分析を行い、現状を最適化させるべきでしょう。
大事なのは変化を「悪化」ではなく、「成長」させることにあります。

自己理解は一朝一夕で完了するような作業ではありませんが、人生で最も取り組む価値のある仕事の一つです。
今回のような問いかけを何度も行うことにより、徐々に自分の形が分かり、見えてこなかったものが見えてきます。

それは「本当にやりたいこと」であり、「本当にやりたくないこと」であり、今後行う「幸せの定義」に繋がっていきます。
今回の作業はふとした時に何度も行って下さい。

もし「やりたいこと」が新しく思いついたら、自己分析の「やりたいことリスト」に追加してください。

もし「やりたくないこと」が新しく思いついたら、自己分析の「やりたくないことリスト」に追加してください。

紙とペンが用意できない時でも、何か思いついた時に、リストの要素たちと「脳内で比較する癖」をつけてみてください。

情報を集めて比較すれば、それが一定の法則に従っていることに気づく瞬間があると思います。
その法則こそが「自分自身という原理原則」であり、「本質」であり、「アイデンティティ」です。
こうした作業により、あなたは自分自身を「本当に理解する」ことができるようになるのです。

【最後に】

今回の話も楽しんで頂けたでしょうか?
この「ぷちくんの人生攻略話」シリーズでは、「人生を豊かにし、皆で人生に勝つ」ために役立つ話を展開していきます。
それらは精神的な部分も含め、ありとあらゆるジャンルに渡って行っていく予定ですので、ご期待ください。

面白ければぜひ「拡散」や「登録」などで応援して頂けますと幸いです。
皆様の「意見」「感想」なども良かったら書いて言って下さいね。

それらが集まることで、色んな視点から「気づき」を得るきっかけになるかもしれません。
共に人生に勝利しましょう!それではまた!

Win to Life together.


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